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令和2年度第28回(ローカル)ミラクルソル協会による
「環境と防災と維持管理技術」技術研修会(CPDS・CPD認定研修会)を開催

 令和3年3月16日、唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」にて、令和2年度第28回(ローカル)ミラクルソル協会主催による「環境と防災と維持管理技術」技術研修会(共催:佐賀県ジオファイバー協会・佐賀県ニューレスプ協会・SSLアンカー協会・多数アンカー式補強土壁協会・景観壁体研究会)を開催し、官公庁、地元建設コンサルタント、建設業者、ミラクルソル協会等、102名の方々が参加した。
講演の様子 ミラクルソル協会 理事長 日本建設技術 社長 原 裕
講演の様子
ミラクルソル協会 理事長
日本建設技術 社長 原 裕
【9:00 〜 10:30】
 冒頭、ミラクルソル協会 理事長の原裕(日本建設技術且ミ長)は、「本日はご参加いただきまして有難うございます。国・地方共にグリーンインフラへの関心が高まってきています。しっかりと聴講していただきたい。又、御協力いただいた各団体様には感謝申し上げます。」と挨拶した。
 原理事長の講演は、「災害と地球温暖化と環境負荷低減技術」と題し、近年の気温の上昇と災害頻度には関係があるのではないか。温室効果ガス排出抑制に対する九州地方の企業意識調査、過去の九州地区での豪雨災害や法面災害の事例を紹介した。又、ミラクルソル工法では、環境負荷低減にはミラクルソルの特徴・特性を説明し、FWG・透保水性舗装・インターロッキングブロックの効果・気温低下の仕組み・工夫など実例を交えて説明し、国が推進しているグリーンインフラについても採用されるようにPR中であると説明した。
講演の様子 日特建設 事業部 技術部 山下 一臣 部長
講演の様子
日特建設 事業部 技術部 山下 一臣 部長
【10:30 〜 11:30】
 日特建設且幕ニ部 技術部 山下一臣部長は「近年の大規模災害における『ジオファイバー工法』、『ニューレスプ工法』及び『親杭パネル壁工法』の適用事例とその役割」と題し、ジオファイバー工法・ニューレスプ工法・親杭パネル壁工法の説明をされ、ジオファイバー工法ではポリエステル製の連続した繊維を砂質土と共に法面に吹き付け「連続繊維補強土」とし施工することで、既存木を残した法面保護・より良い植生基盤が求められる植栽工に使用する。と説明され、老朽化法面の補修補強方法ではニューレスプ工法の法面保護・補強・景観を損なわない工法であると実例を交えながら説明された。
講演の様子 ミラクルソル協会 水産養殖部門 日本建設技術 金丸 彦一郎 部長
講演の様子
ミラクルソル協会 水産養殖部門
日本建設技術 金丸 彦一郎 部長
【11:30 〜 12:00】
 ミラクルソル協会 水産養殖部門  金丸彦一郎(日本建設技術滑驩謚J発戦略本部 部長)は「水産分野でのクリスタルバイオの活用状況」と題し、水産分野で「ろ過材」として使用するクリスタルバイオが、多孔質で表面積の大きい構造が高い硝化能力を有すること、又、軽量で取り扱が非常に楽であることを説明され、循環式飼育のろ材として活用されている事例とその評価等について説明された。
講演の様子 サンスイ・ナビコ渇c業開発部 和田亮
講演の様子
サンスイ・ナビコ渇c業開発部 和田亮
【13:00 〜 14:30】
 サンスイ・ナビコ渇c業開発部 和田亮、九州営業所 堀江所長代理は、「グラウンドアンカー健全度調査事例及び、SSL・Fixrグラウンドアンカー工法の紹介」と題し、実施したアンカー健全度調査の実施例を紹介し、既設アンカーの問題点を説明した。また、SSL・Fixrグラウンドアンカー工法ではSSLアンカー工法の開発動機及び、先端圧縮型、拡孔支圧型の解説。維持管理用計測システムの設置例及び、Fixrアンカー工法では既存のアンカーとの違いやメリットなどを説明した。
講演の様子 岡三リビック且キ行役員技術開発部 小浪 岳治 部長
講演の様子
岡三リビック 執行役員
技術開発部 小浪 岳治 部長
【15:00 〜 16:30】
 岡三リビック且キ行役員 技術開発部 小浪岳治部長は、「補強土壁の維持管理の動向-診断対応型多数アンカーと点検事例-」と題し、自然災害の影響を大きく受ける道路土工構造物は効率的な維持修繕の時期を把握し、適切な対策を施すことが望ましいとされている。ここでは、国土交通省が制定した道路土工構造物点検要領を説明され、又、補強土の維持管理手法に関する最近の研究成果および補強土壁の劣化シナリオに基づいた点検の実例を紹介された。
会場の様子 パネルディスカッションの様子
会場の様子 パネルディスカッションの様子
日本建設技術潟pネル 日特建設潟pネル
日本建設技術潟pネル 日特建設潟pネル
ミラクルソル協会 副事務局 武冨 友徳  記
九建日報(2021.03.17)
建設通信新聞(2021.03.18)
佐賀建設新聞(2021.03.20)
C-net通信さが(2021.03.24)
■詳細
日時: 令和3年3月16日(火)9:00〜17:00(受付8:30より)
技術研修会場: 唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」 ホール(1F)
唐津市二タ子3-155-4 TEL 0955-72-9611
参加予定数: 100名(先着順、定員に達し次第締め切ります。)
参加費: 官公庁:無料、コンサルタント・建設会社:2,000円、協会員:1,000円
(振込先は、別紙の申込み用紙に記載。尚、第一部・第二部のみでも同額です。)
対象者: 官公庁、コンサルタント、建設会社、ジオファイバー協会会員、ニューレスプ協会会員、SSLアンカー協会会員、多数アンカー式補強土壁協会会員、景観壁体研究会会員、ミラクルソル協会会員
主催: ミラクルソル協会 (http://www.miracle-sol.gr.jp/)
共催: 佐賀県ジオファイバー協会、佐賀県ニューレスプ協会、SSLアンカー協会、
多数アンカー式補強土壁協会、景観壁体研究会
※CPDS:第一部 4ユニット・第二部 4ユニット 合計8ユニット
※CPD:第一部 3.5単位・第二部 3.5単位 合計7.0単位
※第一部・第二部のみの受講も可能です
※CPD・CPDS技術者証、運転免許証など本人確認ができるもの(顔写真付き)をご持参ください。

プログラム(第一部)
08:30〜09:00 受   付
09:00〜10:15 講   演: 「防災とグリーンインフラの環境負荷低減技術」
講   師: ミラクルソル協会 理事長 博士(工学) 原 裕
10:15〜11:30 講   演: 「近年の大規模災害における『ジオファイバー工法』、『ニューレスプ工法』
       及び『親杭パネル壁工法』の適用事例とその役割」
講   師: 日特建設梶@九州支店 事業部 技術部 部長 山下 一臣
11:30〜12:00 講   演: 「クリスタルバイオの水質浄化機能」
講   師: ミラクルソル協会 水産養殖専門部会 部長 金丸 彦一郎
12:00〜12:30 休   憩
12:30〜13:00 講   演: 「パネルディスカッション:水と土と緑の環境を創出するミラクルソル工法
        ・ジオファイバー工法・ニューレスプ工法・親杭パネル壁工法」
講   師: ミラクルソル協会 水産養殖専門部会 部長 金丸 彦一郎
講   師: 日特建設梶@九州支店 事業部 技術部 部長 山下 一臣
プログラム(第二部)
12:30〜13:00 受   付
13:00〜14:30 講   演: 「グラウンドアンカー健全度調査例及び、SSL・Fixrグラウンドアンカー工法
       の紹介」
講   師: サンスイ・ナビコ梶@営業開発部 和田 亮
講   師: サンスイ・ナビコ梶@九州営業所 所長代理 堀江 靖
14:30〜15:00 講   演: 「パネルディスカッション:SSL・Fixrグラウンドアンカー工法
       ・多数アンカー工法
講   師: サンスイ・ナビコ梶@営業開発部 和田 亮
講   師: サンスイ・ナビコ梶@九州営業所 所長代理 堀江 靖
講   師: 岡三リビック梶@執行役員技術開発部 部長 小浪 岳治
15:00〜16:30 講   演: 「補強土壁の維持管理の動向-診断対応型多数アンカーと点検事例-」
講   師: 岡三リビック梶@執行役員技術開発部 部長 小浪 岳治
16:30〜17:00 【質疑応答】
講   師: ミラクルソル協会 理事長 博士(工学) 原 裕
講   師: 日特建設梶@九州支店 事業部 技術部 部長 山下 一臣
講   師: ミラクルソル協会 水産養殖専門部会 部長 金丸 彦一郎
講   師: サンスイ・ナビコ梶@営業開発部 和田 亮
講   師: サンスイ・ナビコ梶@九州営業所 所長代理 堀江 靖
講   師: 岡三リビック梶@執行役員技術開発部 部長 小浪 岳治
■お問合せ窓口
ミラクルソル協会 副事務局
住 所: 佐賀県唐津市北波多徳須恵1412-5
TEL: 0955-64-2164
FAX: 0955-51-2193
担 当: 潟jッケン 担当者 武冨

キーワード: 廃棄物,ガラス廃材,再資源化,発泡廃ガラス,FWG,軽量,高強度,粒度調整,環境緑化(ミラクルボール緑化工法,MBSS工法,FWGウッドチップ工法,サークルボード緑化工法),環境土木(FWG軽量盛土工法,FWG軽量混合工法,FWG透保水性舗装工法,FWGグリーンペイブメント工法),水環境工法(河川・ダム湖・湖沼・海域・工場排水・工事現場排水の浄化)