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令和3年度第29回(ローカル)ミラクルソル協会による
「環境と防災と維持管理技術」技術研修会(CPDS・CPD認定研修会)を開催

 令和4年3月24日、唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」にて、令和3年度第29回ミラクルソル協会主催による「環境と防災と維持管理技術」技術研修会を、共催:佐賀県ジオファイバー協会・佐賀県ニューレスプ協会・SSLアンカー協会・景観壁体研究会と、(一社)佐賀県地質調査業協会の後援を頂き開催し、地元建設コンサルタント、建設業者、ミラクルソル協会等、98名の方々が参加した。
講演の様子 ミラクルソル協会 理事長 日本建設技術 社長 原 裕
講演の様子
ミラクルソル協会 理事長
日本建設技術 社長 原 裕
【9:00 〜 10:30】
 冒頭、ミラクルソル協会理事長の原裕(日本建設技術且ミ長)は、「本日はご参加いただきまして有難うございます。毎年豪雨災害が発生しており、佐賀県では3年間の内に2回も床上浸水が発生している。豪雨による被災が当たり前になっている中での災害対応などについて話していきたい。」と挨拶した。
 原理事長の講演は、「地球温暖化と災害とグリーン社会」と題し、近年の気温の上昇と災害頻度には関係があるのではないか。佐賀県内における土砂災害警戒区域指定箇所は12,764箇所(内9割がレッドゾーン)、がけ崩れの土砂災害警戒区域9,089箇所(内96%が特別警戒区域)あると説明した。また造成等の盛土箇所においても、豪雨等による地すべり等が発生しているとし、定期的な点検やメンテナンスが必要ではないかと説明し、FWG盛土造成と排水工法について解説した。ミラクルソル工法では、環境負荷低減にはミラクルソルの特徴・特性を説明し、FWG・透保水性舗装・インターロッキングブロックの効果・気温低下の仕組み・工夫など実例を交えて説明した。
講演の様子 日特建設 事業部 技術部 山下 一臣 部長
講演の様子
日特建設 事業部 技術部 山下 一臣 部長
【10:30 〜 12:00】
 日特建設葛繽B支店 事業部 技術部 山下部長は「洪水より崩壊した河川沿いの道路を親杭パネル壁で早期復旧」と題し、令和2年7月に発生した豪雨被害での災害状況。復旧工法して採用された親杭パネル壁の特徴として、親杭打設後、親杭とパネル壁を中詰めコンクリートで一体化しアンカーやタイロッドと組み合わせる事も可能である。また、全ての荷重は親杭で負担するため、基礎地盤は施工中の地耐力が確保できれば良い。したがって基礎掘削や切土範囲を小さくできる。また、パネル材には表面仕上げ行うことができため、景観性を考慮した擁壁を構築できると説明した。
講演の様子 サンスイ・ナビコ葛繽B営業所 堀江 靖 所長代理
講演の様子
サンスイ・ナビコ葛繽B営業所
堀江 靖 所長代理
【13:00 〜 14:30】
 サンスイ・ナビコ渇c業開発部 和田亮、九州営業所 堀江所長代理は、「グラウンドアンカー健全度調査事例及び、SSL・Fixrグラウンドアンカー工法の紹介」と題し、実施したアンカー健全度調査の実施例を紹介し、既設アンカーの問題点を説明した。また、SSL・Fixrグラウンドアンカー工法ではSSLアンカー工法の開発動機及び、先端圧縮型、拡孔支圧型の解説。Fixrアンカー工法では既存のアンカーとの違いやメリット、斜面・アンカー変状計測システム「ECOM」の説明では、設置後の計測ボックスの読み取りには技術等は必要なく、ほぼ永年使用可能で電源も必要としないと説明した。
講演の様子 岡三リビック潟潟oイブ創新部技術企画グループ 鈴木 辰一 グループ長
講演の様子
岡三リビック潟潟oイブ創新部
技術企画グループ 鈴木 辰一 グループ長
【15:00 〜 16:30】
 岡三リビック リバイブ創新部 技術企画グループ 鈴木グループ長は、「脱炭素社会、SDGsに貢献する管更生工法「J−TEX工法」「SWライナー工法」と題し、敷設後50年経過する管路が2.5万qあり年々増加しており、下水道老朽化に起因した道路陥没の事例が令和2年度だけで約2,700件発生している。管きょ更生工法は「既設管きょ破損・クラック・耐久性が低下した管路」に既設管内面に新たに管を構築する工法であり、既設マンホールを活用し工事を行うことで、掘削等おこなわずに既設管の内側に管を敷設(製管工法)する工法である。SWライナー工法はφ800o〜1,800o・J−TAX工法はφ150o〜800oまでの管径に対応していると説明した。
会場の様子 パネルディスカッションの様子
会場の様子 パネルディスカッションの様子
日本建設技術潟pネル 日特建設潟pネル
日本建設技術潟pネル 日特建設潟pネル
ミラクルソル協会 副事務局 武冨 友徳  記
九建日報(2022.03.25)
建設通信新聞(2022.03.28)
佐賀建設新聞(2022.03.31)
C-net通信さが(2022.04.06)
■詳細
日時: 令和4年3月24日(火)9:00〜17:00(受付8:30より)
技術研修会場: 唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」 ホール(1F)
唐津市二タ子3-155-4 TEL 0955-72-9611
参加予定数: 100名(先着順、定員に達し次第締め切ります。)
参加費: 官公庁:無料、コンサルタント・建設会社:2,000円、協会員:1,000円
(振込先は、別紙の申込み用紙に記載。尚、第一部・第二部のみでも同額です。)
対象者: 官公庁、コンサルタント、建設会社、ジオファイバー協会会員、ニューレスプ協会会員、SSLアンカー協会会員、景観壁体研究会会員、ミラクルソル協会会員
主催: ミラクルソル協会 (http://www.miracle-sol.gr.jp/)
共催: 佐賀県ジオファイバー協会、佐賀県ニューレスプ協会、SSLアンカー協会、
景観壁体研究会
※CPDS:第一部 4ユニット・第二部 4ユニット 合計8ユニット
※CPD:第一部 3.5単位・第二部 3.5単位 合計7.0単位
※第一部・第二部のみの受講も可能です
※CPD・CPDS技術者証、運転免許証など本人確認ができるもの(顔写真付き)をご持参ください。

プログラム(第一部)
08:30〜09:00 受   付
09:00〜10:30 講   演: 「地球温暖化と災害とグリーン社会」
講   師: ミラクルソル協会 理事長 博士(工学) 原 裕
10:30〜12:00 講   演: 「洪水より崩壊した河川沿いの道路を親杭パネル壁で早期復旧」
講   師: 日特建設梶@九州支店 事業部 技術部 部長 山下 一臣
12:00〜12:30 休   憩
12:30〜13:00 講   演: 「パネルディスカッション:水と土と緑の環境を創出するミラクルソル工法
        ・ジオファイバー工法・ニューレスプ工法・親杭パネル壁工法」
講   師: ミラクルソル協会 水産養殖専門部会 部長 金丸 彦一郎
講   師: 日特建設梶@九州支店 事業部 技術部 部長 山下 一臣
プログラム(第二部)
12:30〜13:00 受   付
13:00〜14:30 講   演: 「グラウンドアンカー健全度調査例及び、SSL・Fixrグラウンドアンカー工法
       の紹介」
講   師: サンスイ・ナビコ梶@営業開発部 和田 亮
講   師: サンスイ・ナビコ梶@九州営業所 所長代理 堀江 靖
14:30〜15:00 講   演: 「パネルディスカッション:SSL・Fixrグラウンドアンカー工法
       ・J-TEX工法・SWライナー工法
講   師: サンスイ・ナビコ梶@営業開発部 和田 亮
講   師: サンスイ・ナビコ梶@九州営業所 所長代理 堀江 靖
講   師: 岡三リビック リバイブ創新部 技術企画グループ グループ長 鈴木 辰一
15:00〜16:30 講   演: 「脱炭素社会、SDGsに貢献する管更生工法「J-TEX工法」
       「SWライナー工法」」
講   師: 岡三リビック リバイブ創新部 技術企画グループ グループ長 鈴木 辰一
16:30〜17:00 【質疑応答】
講   師: ミラクルソル協会 理事長 博士(工学) 原 裕
講   師: 日特建設梶@九州支店 事業部 技術部 部長 山下 一臣
講   師: サンスイ・ナビコ梶@営業開発部 和田 亮
講   師: サンスイ・ナビコ梶@九州営業所 所長代理 堀江 靖
講   師: 岡三リビック リバイブ創新部 技術企画グループ グループ長 鈴木 辰一
■お問合せ窓口
ミラクルソル協会 副事務局
住 所: 佐賀県唐津市北波多徳須恵1412-5
TEL: 0955-64-2164
FAX: 0955-51-2193
担 当: 潟jッケン 担当者 武冨

キーワード: 廃棄物,ガラス廃材,再資源化,発泡廃ガラス,FWG,軽量,高強度,粒度調整,環境緑化(ミラクルボール緑化工法,MBSS工法,FWGウッドチップ工法,サークルボード緑化工法),環境土木(FWG軽量盛土工法,FWG軽量混合工法,FWG透保水性舗装工法,FWGグリーンペイブメント工法),水環境工法(河川・ダム湖・湖沼・海域・工場排水・工事現場排水の浄化)