平成16年7月29日 佐賀総合庁舎にて佐賀県建設技術センター主催の土木建築技術職員研修、講座名「道路」で全国特定法面保護協会佐賀県支部による新技術・新工法の説明を行なった。
研修参加者は70名程度で民間の土木関係技術者と県市町村職員の方だった。
ミラクルソル協会から理事長の原裕(工学博士)が講師を務め『環境に配慮した最新の斜面緑化工法(ミラクルボール緑化工法、ミラクルボードソイルストップ工法)』と題してミラクルソル環境緑化工法の紹介をした。
ミラクルソル環境緑化工法とは廃ガラス材を再資源化したミラクルソルを岩盤緑化や屋上緑化などの保水材に利用し、環境負荷低減に貢献している工法である。材料であるミラクルソルは軽量・強固で地盤・地下水への汚染が無く廃ガラス材を再資源化し循環型社会に貢献しているなど、新材料の特徴を紹介した。
また、施工事例として徳須恵大杉線におけるミラクルボードソイルストップ工法や、帆柱農免道路のモルタル斜面にミラクルボール緑化工法とミラクルボードソイルストップ工法との併用を紹介した。
研修も最終日で午後からの疲れが見うけられる時間帯であったが、受講者の皆さんは熱心に聴講されていた。また、配布資料の『ミラクルソル工法概要集』等に関心が集まった。 |