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日本建設技術(株)
技術研究所 地盤環境研究室研究員 牛原 裕司 |
平成16年9月1〜3日にタイのRAMA GARDENS HOTELにて開催された国際シンポジウム(ISLT2004)の中で、「STUDY ON IMPROVEMENT METHODS FOR ARIAKE GULF MUD AND IMPROVEMENT EFFECTIVENESS(有明海干潟における底質改善工法とその有効性)」と題した論文を発表しました。
内容としては、有明海の現況の干潟底質調査結果、及びその中で底質の悪化が確認された飯田海岸における底質改善試験の結果より、改善工法と改善材の有効性を報告しました。
また、改善材として用いた「発泡廃ガラス材(セラミックス・FWG)」について、@リサイクル製品であること
A間隙が数十マイクロ程度の多孔質な構造であること B比重調整が可能であることを報告しました。
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