「KIAネットワークフォーラム」にて発表

 平成18年11月20日(月)、唐津ロイヤルホテルにて「KIA(Karatsu-city,Imari-city,Arita-town)ネットワークフォーラム」が開催され、ミラクルソル協会員の日本建設技術鰍ゥら企画開発戦略本部技術研究所室長・松尾保成が県内企業の産学官連携事例として「発泡廃ガラスを用いた環境改善に関する研究開発」について発表した。
 KIAネットワークとは電源地域(原子力立地地域を含む)である唐津市及び玄海町を中心とする環境・エネルギー及びバイオテクノロジー関連分野の研究基盤や企業集積をベースに、当該地域内に立地する多様な企業群とのネットワークの形成を図るとともに、電源地域及び周辺地域の産業振興を図ることを目的とされている。
 日本建設技術鰍フ講演では、経済産業省や科学技術振興機構(JST)からの委託研究「ゼオライト化発泡ガラスの開発」や(財)建設業振興基金からの委託研究「発泡廃ガラスを用いた水質浄化システムの開発」さらに生研機構や科学技術振興機構(JST)からの委託研究「有明海の底質改善」について発表した。聴講者も発泡廃ガラスについて興味を示し、熱心に聴き入っていた。

 フォーラムプログラム
  1.基調講演
   「海藻類からの新機能性食品の開発」北見工業大学教授 山岸喬
  2.産学連携成果報告会
   「次世代ディスプレイ用超微粒子高輝度蛍光体の開発」
     大電梶@技術開発本部 研究グループ長 張書秀
  3.産学官連携事例(県内企業)
   「発泡廃ガラスを用いた環境改善に関する研究開発」
     日本建設技術梶@技術研究所 水環境研究室長 松尾保成
   「岩尾磁器工業の新規開発と産学官連携への取り組み」
     岩尾磁器工業梶@技術部 部長 山本英樹
   「鹿角霊芝からのβグルカン抽出収率の向上の研究開発」
     潟~ゾタ 環境技術研究所所長 土井研一

日本建設技術(株) 企画開発戦略本部 技術研究所 水環境研究室 松尾保成 記

展示会場 展示会場
講演会場 日本建設技術(株) 松尾保成室長