ミラクルソル協会員の日本建設技術鰍ヘ、長年の研究により水産養殖用ろ過材「クリスタルバイオ」を開発商品化しました。
新商品「クリスタルバイオ」は、その原料にガラス質基材を使用しているもので、これを微粒子に粉砕し発泡剤を混合したのち、焼成炉で900℃に加熱焼成し、連続多孔質軽量セラミック化したものです。この桁外れの連続多孔質性に着目し、九州水生生物研究所(稲田善和所長)と養魚用水のろ過材としての効果について共同研究を開始しました。同研究所内の実験水槽で徹底した臨床実験を行うと共に、久留米市内の錦鯉養鯉場に依頼して実際の養殖現場での実用試験を継続してきました。その結果、従来のろ過材とは比較にならないほどの好成果を挙げることが確認されました。
日本建設技術(株) 企画開発戦略本部 技術研究所 水環境研究室 松尾保成 記

〜商品の特長〜
○優れた硝化作用○
連続多孔質で桁外れの接触表面積(従来のプラスチック製濾材の数倍〜数十倍)を持つため、好気性バクテリアの繁殖が抜群。本製品自体が弱アルカリ性でpH緩衡機能を有するので、硝化によるpHの大幅低下を防ぎ飼育水を弱アルカリ性に保つ。
○容易なメンテナンス○
粒径が10〜50mmと小石状で軽量であるため、どのような濾過槽にも対応でき、濾材の充填や水洗などの作業も容易。
○嬉しいコストパフォーマンス○
原料が安価なうえ製造工程がシンプル、しかも河川や湖沼の浄化にも大量に使用されているので、低価格にて提供可能。
|