“FWG&チューブ軽量土工法”が、平成21年12月1日付けで佐賀大学低平地研究センターのプロジェクト研究に「軽量盛土材ユニット化に関する基礎的研究」として採択された。
“FWG&チューブ軽量土工法”は、軽量盛土材(ミラクルソル・FWG)をチューブに詰めユニット化する工法で、施工の簡略化および工期短縮やコスト縮減を図る工法である。従来は、土と同様に10〜50mmのFWGを「撤出し」「転圧」を繰り返すことによって軟弱地盤上や橋台背面などに軽量盛土材として使用していたが、転圧することにより全体積の約30%が土量変化率として増加するので、その分施工単価が割高になっていた。
今回、採択されたプロジェクト研究において、土量変化率による材料増加や労務費の縮減を図ることが主目的で、さらに工期短縮を見込めることから、トータルコストとして経済的な設計施工が可能な軽量土工法として提案できる工法である。尚、研究期間は平成22年11月である。
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