ミラクルソル工法の技術講習会を開催

 平成22年1月23日(土)、ミラクルソル協会員の株式会社西鉄グリーン土木(福岡市)にて、ミラクルソル工法の技術講習会が開催され、21名が参加された。日本建設技術鰍ゥら、企画開発戦略本部 技術研究所 水環境研究室の松尾保成室長と地盤環境研究室の牛原裕司主任が出席し、ミラクルソル工法についての説明を行った。

<講習内容>
1.ミラクルソルとは 廃ガラスを再資源化した多目的環境材料で、用途に応じて材料を作り分けることができる。循環型社会の構築に貢献できる材料である。

2.FWG軽量盛土工法とFWG軽量混合盛土工法 非吸水性のミラクルソルを用いる軽量盛土工法。土と同等に取り扱えることや、施工後も地下埋設工事による掘削が可能なことが特徴。

3.緑化および舗装における吸水性ミラクルソルの有効性 吸水性のミラクルソルを土と混合することで、土壌の保水性(有効水分量)を向上させることができる。 また、吸水性のミラクルソルを舗装の路盤材として用いることで、歩道部の路面温度を低下させることができる。

4.ミラクルソル水質浄化システムについて 吸水性のミラクルソルを接触材として用いることで、BODや大腸菌群数などを低下させることができる。

日本建設技術梶@企画開発戦略本部 技術研究所 地盤環境研究室 牛原裕司  記

説明を行う、日本建設技術梶@松尾保成室長(左)と牛原裕司主任(右)