「ミラクルソル工法」セミナーを開催

 平成22年6月9日、日本工営株式会社福岡支店に於いて、「ミラクルソル工法」セミナーを開催した。日本工営と玉野総合コンサルタントから約20名が参加された。
 ミラクルソル協会顧問で佐賀大学低平地沿岸海域研究センターの荒木宏之教授とミラクルソル協会員の日本建設技術梶@企画開発戦略本部 技術研究所 水環境研究室の松尾保成室長、地盤環境研究室の牛原裕司主任が出席し、「ミラクルソル工法」について説明を行った。
 説明後の質疑応答では活発な意見交換ができ、とても有意義な説明会であった。今後もこのようなセミナーを行うことで、ミラクルソル工法の普及活動に努めたい。

日本建設技術梶@企画開発戦略本部 技術研究所 地盤環境研究室 牛原裕司  記

【プログラム】
1.ミラクルソルを用いた工法の設計・施工技術
  (軽量盛土工法、透保水性舗装工法、斜面および屋上緑化工法)
時間: 14:00〜15:00
講師: 牛原裕司氏 (日本建設技術株式会社 主任)
概要: ガラス廃材をリサイクルした『ミラクルソル』を用いた環境土木工法(軽量盛土、透保水性舗装)と環境緑化工法(斜面緑化、屋上緑化)に関する設計・施工事例と他工法との比較など。
 
2.ハイドロタルサイトとゼオライト化ミラクルソルを用いたリン回収の新技術
時間: 15:00〜16:00
講師: 荒木宏之氏 (佐賀大学低平地沿岸海域研究センター 教授)
概要: ミラクルソルを用いた水質浄化工法に関する施工方法と、効果を持続するための管理方法を説明した。さらにハイドロタルサイトとゼオライト化ミラクルソルを用いることで、貴重な資源である「リン」を回収する新技術について説明した。

説明を行う、日本建設技術梶@牛原裕司主任(左)とミラクルソル協会顧問 荒木宏之教授(右)